惑星と星座、ハウスの関係が一目でわかる!!「三重のホロスコープ」をご紹介




やあ、天狗堂です。

前回のHindu Astrology~インド占星術のリーディング手順を解説!!では、基本的なホロスコープの読み取り手順として、

1、生年月日や生誕地が正確かチェックする
2、チャート全体を見て特徴をつかむ
3、惑星の在住ハウスの状態を見る
4、惑星間がどのハウスを支配しているのかを見る
5、惑星間のコンビネーションの状態を見る
6、ヨガやコンビネーションの成立を見る
7、以上を総合的に判断し、惑星の吉凶をつかむ
8、吉凶が相半ばする場合の判断をつける

という順序で見ていくのが望ましい…と紹介しました。

さて、そこで問題となってくるのが「支配と在住」です。これはインド占星術全般において鍵になる重要な概念ですので、ここで改めて確認しておきましょう。

支配と在住の意味を改めて確認しよう

では次の図をご覧ください。

こちらは「ASCがうお座の位置に、木星が牡牛座の位置にあった場合の支配/在住の関係を表したもの」です。

ASCがうお座なので、当然ハウスは左上から時計回りに1、2、3…と割り振られます。木星はASCから二番目、2ハウスに在住しています。

さて、木星の定位置はうお座といて座です。このホロスコープで言うならうお座が1ハウス、いて座は10ハウスに位置しています。

この時木星は牡牛座(2ハウス)にいながらうお座(1ハウス)といて座(10ハウス)に影響を及ぼします。

ですからこの場合、木星は2ハウスに在住し、1ハウスと10ハウスを支配する惑星と表現します。

支配と在住は分かりにくい?

少々分かりにくいかと思いますが、ご理解いただけたでしょうか?

しかし一つの惑星だけならまだしも、すべての惑星を見ていくのはとっても大変ですよね。

そこで今回は良い方法をご紹介します。その名を「三重のホロスコープ」といいます。

こちらが三重のホロスコープです。南インド式ホロスコープではどんな場合も星座の位置は変わりませんので、一番外側に星座、そして惑星の定位置(支配)を配置しています。

外から2番目の枠には、生まれた時の状況をもとに導き出された惑星の配置を書き込みます。フリーソフトを使う方法についてはインド占星術の定番。ホロスコープ作成ソフト「Junior Jyotish」の導入をご覧ください。

そして一番内側の枠には、ASCを起点としたハウスの番号を書き込んでください。

これら3つを一つのホロスコープにまとめることで、星座と惑星、惑星の在住と支配、ハウスの関係が一目でわかるようになります。

実際に具体例を挙げて理解しよう

それではまずJunior Jyotishを起動し「Edit]→[Chart]の順にクリックして入力欄を呼び出してください。

今回は1995年1月1日の午前1時、東京23区内で生まれた人物を例にしましょう。

まずは適当な名前を入力し、[Time]の欄に生まれた時間を、[Date]の欄に日付を入力します。タイムゾーンは日本の場合9に、DST(夏時間)はゼロのままで構いません。

次に東京の緯度経度を見ると、23区内は東経139°45′、北緯35°41′と記載されています。これも同じように入力しましょう。

するとこうしたホロスコープが作成されます。今回用いるのは人生の全般に関与する左部分のラーシチャートです。

これをもとに三重のホロスコープに惑星の記号、そしてASCを起点とするハウス番号を書き込むと次のようになります。

このように外側から星座と惑星の定位置(支配星座)、ASCと惑星、ハウスが一つのホロスコープに収まりました。

これだけではわかりにくいので、惑星から支配星座へ補助線を引いてみましょう。

補助線を引っ張ると支配と在住が一目でわかるようになります。

例えば金星は1ハウスに在住し、1ハウスそのものと8ハウスを支配しています。

同じように11ハウスの火星は2ハウス(蠍座)と7ハウス(牡牛座)を支配しています。

3ハウスには太陽、月、水星が在住しています。

三重のホロスコープを使うことで、太陽は11ハウスを、月は10ハウスを、水星は9ハウスと12ハウスを支配していることが一目でわかります。

「支配と在住」の理解でその後のこともわかってくる!!

以上が「三重のホロスコープ」の説明です。

支配と在住の概念は少しややこしいですが、この方法を使えば簡単にわかりますよね?

これを理解することで、惑星の品位ヨガなど様々な技法に役立ちます。

ぜひこのホロスコープを用いて、インド占星術を学んでください。

では今回はこのへんで。ではでは~!!

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