天狗堂って何者!?

こんにちは!! 天狗堂です。

天狗堂の本職は真言宗の僧侶です。つまりお坊さんということですね。

また天狗堂は修験者(山伏)でもあります。

山伏とは奈良県の大峰山を中心とした、日本各地の霊峰で修行を積む仏教者のことをいいます。

天狗堂のこの格好も山伏の装束をモチーフとしたものです!!

天狗堂が僧侶になるまで

さて、僧侶になるには修行を積まなくてはなりません。

天狗堂も本山の学院にこもってお坊さんになるための修行を積みました。

真言宗ではこの修行を四度加行(しどけぎょう)と呼んでいます。

いや~実に厳しい修行でしたねw

一日の睡眠時間は二時間を切り、滝行で体力はどんどん奪われていきます。

加行の期間中、体重がごっそり10キロも減ってしまいました。

くわえて、道場に暖房なんてものはないので冬の期間はずっと手は凍傷でただれて血まみれでした。

今考えると恐ろしい話だ・・・・・・

最奥の秘法、伝法灌頂によって阿闍梨となる

さて、この四度加行は「伝法灌頂(でんぽうかんじょう)」という儀式を受けるために必須の修行です。

この伝法灌頂によって「阿闍梨(あじゃり)」という密教の教師の称号を授かります。

この伝法灌頂、真言密教のエッセンスというべき実に興味深いものなのですが、実は他人に話すことは禁じられているんです・・・・・・

よって詳しくは話せないのですが「目隠しをされて誘導される」「その間に何かを踏まされる」等々あったことは事実です。まさに秘密の儀式って感じですよねw

阿闍梨は弘法大師の弟子の証

さて、この阿闍梨の位を授かると「血脈(けちみゃく)」という系統に位置づけられます。

これは弘法大師空海からその弟子、さらにその弟子・・・・・・と教えを受け継いできた証であり、天狗堂も弘法大師の何十代目かの弟子にあたるわけです。

もっと言えば弘法大師空海もまた、中国は唐の都、青龍寺の恵果(けいか)阿闍梨から灌頂を受けたわけで、源流をたどると密教の主尊「大日如来」、そこから曼荼羅界のヒーローともいうべき「金剛薩埵」、そして大乗仏教の大成者「龍猛(龍樹)」へと続く流れがあるわけです。

 

血脈とは、いわば「あなたもこの大いなる流れの中に位置づけられたのだよ」という教えなのですな。

さらなる勉強の日々

さて、阿闍梨になったからといってそれで終わりではありません。

なにしろ仏教の歴史は2500年。学ぶことは山のようにあります。

ところが一つ困ったことがありました。

作法について、かみ砕いて言えば「これはこうするんだよ」ということはいろんな場所で学べるのですが、「これは何の意味があるの?」についてわからないことだらけだったのです。

たとえば「結界はなぜこの場所からこの場所へむかうの?」「身体のこことここを印(いん)で加持するのはなぜ?」「この次第(手順書)にはなぜこんなことが書かれているの?」といったことです。

天狗堂はこういったことが妙に気になるタイプなのです。

インドの文化に答えが隠されていた!!

そんなある日、何気なく読んでいたアーユルベーダ(インド医学)の解説本に目を引かれたのです。

「ここに書いてあるこれって〇〇と同じじゃん!!」

まあ、考えてみれば当たり前の話でした。

そもそも仏教は古代インド発祥であり、当時の主要な宗教である「バラモン教」の世界観を引き継いでいます。

さらに真言宗の属する密教は、インドの様々な思想を取り込んで成立した一派です。

ヨガやアーユルヴェーダ、インドの占星術や風水と共通点が多いのは当然だったわけです。

源流はヴェーダにあり
(テキスト)これらの諸思想の源には古代インドの聖典群「ヴェーダ」があります。仏教もまたヴェーダの世界観を前提に、それを乗り越えようと生まれたものです。

インドの諸思想を学ぶ必要性に気づく

たとえばアーユルヴェーダには「五大」と「プラクリティ」という考え方があります。

世の中のものはこの「五大」が結びついて成り立っているという思想で、これは仏教とも共通する思想です。

(仏教ではこれに「識」を加えて六大とも呼びますが、この識はインド思想のプラクリティと極めてよく似ています)

こうして仏教、とりわけ密教を理解するにはインドの諸文化・思想もあわせて学ぶ必要性があることに天狗堂は気がついたのです!!

阿闍梨の必須科目「五明」とは!?

そもそも密教の阿闍梨(教師)は、単なるお坊さんの資格ではありません。

現在の日本では伝統が途絶えてしまっているのですが、古代インドではそこに至るために様々な教養を修める必要がありました。

科目は多岐にわたります。医学、薬学、錬金術、占星術、工芸、建築学、方位学、生理学、数学、論理学、語学、そして仏教学etc.

こうした学問を習得したのち、ようやく阿闍梨と名乗ることができるのです。

チベットの五明
インドと地理的に近いチベットでは今も五明の伝統が残っているそうです。高僧になることを期待された若者はすさまじい詰め込み教育によってこうした教養を頭に叩き込むのです。

一方、日本の密教にもかつてこうした教養が伝えられていました。弘法大師空海が讃岐の満濃池の工事に派遣されたのもこうした知恵を期待されてのことでしょう。

ところが平安時代以後、あいつぐ戦乱や災害によって人材が枯渇しこれらの諸学問は衰退してしまいました。

心の問題に一貫性をもって答えるには

また、天狗堂は心の問題に対しても関心を持っています。

もともとお寺のお客さんには、様々な悩みを抱えた方も少なくありません。

そのような需要に対し有効な考え方を提供するためには、単なる経験則だけでは足りません。

仏教のエッセンスを現代的な形で届けるためにはどうしたらいいのか?

そうした考えから、どんな方でも自分の悩みを分析できる一貫性のある方法論が必要だと悟りました。

具体的には、深い人生経験や特殊な霊感を必要とせず、ある程度マニュアル化されたメソッドが必要だったのです。

そのバックボーンとして心理学、中でも認知心理学や認知行動療法のことを詳しく調べました。

これらはその根底に仏教的な思想を含んでいるので、元ネタの一つである仏教と合わせて説くには相性が良かったということもありますね。

天狗堂はこうした情報を発信していきます!

以上が天狗堂の考え方の枠組みです。

この天狗堂書房では、心の問題に対する処方箋、心身を癒すヨガやアーユルヴェーダ、人生を導くインド占星術や風水について学んだことを発信していきます。

また、これらに付随する瞑想、お香(アロマ)、スパイスやお守りのことも伝えていこうと考えています。

お付き合いくださりありがとうございました。それでは引き続き天狗堂書房をお楽しみください!!